かじりつきで観ましたよ。 計4日?
この作品がジェンダーで語られることが多いというのも納得。
というかその前提を知らないと意味が分からないんじゃ…
はあ~・・・。なるほど。
女の子は男の子になれないってことですね。
歴史的にも、性質的にも、もちろん身体的にも。
男性の持つ特権的な役割を得るように女性はつくられていないから、その特権を欲しがる女性は苦労するわけですね。
そもそも、女の子であるから許される弱さも、男と同等に見られたいと望めば、ただの弱さになってしまいます。
どうしてもひ弱なヘタレにならざるをえない(身体的に絶対的な不利があるせいもあって)わけですね。
その他にも右脳主導の思考回路と左脳主導の思考回路では、生物が違うと言っても良いほどの絶対的な差があるわけで、そのへだたりを埋めようだなんて、地球○億○千年の歴史が許すハズない!
それこそオスとメスに別れる前にもどらなきゃ本物のニュートラルになんてなれないんだなァー。
ただし期限付きで、少女期には、男性化が可能な時期があって、何も失わずに男性的特権も女性的特権も得ようと振舞える。でも嫁ぐとその男性性は失われるわけですね。
というかおとこのひとを好きになると 男性性は失われるってことです。
体のつくり的にもう、受動的にならざるをえないから。
あー だから 中学のときにあんなに勇ましかった○○ちゃんは何か彼氏が出来たとたんに魅力がなくなっちゃったのか。 悲しいなァ。
で、自分自身が何を失っていて 何を取り戻すべきかを考えなくちゃなりませんね。
少女に戻るわけじゃなくて、どうやって殻をやぶるかだね。ムツカシイなー
私はただの女? 男になりたい女?
ワカラン。
オタクライフをエンジョイ!
というか、動画中毒です たすけて こんなことしてる場合じゃないって全然。
「うる星やつら」→「少女革命ウテナ」とグワーッとなにかの反動(?)のように観まくってます。
アア ニコニコ動画とか入会すんじゃなかった(´□`;) バ、バカヤロウ…
無理やり絡めるなら、ウテナはジェンダーが絡んだ題材なので現在の自分の興味範囲におおいに関係あるっていうのと、うる星やつらの世界観は昔から相当影響うけてるからSFコメディ(?)つながりで舞城好きとも関連があるかと。。。(舞城はミステリー主体だけど)
恐ろしいです アニメとか漫画とか基本的に狭い世界観に閉じ込める効果が強いので タコツボ的に出てこれなくなってしまうリスクが高い。 コワイ 。
もう、この勢いでベルばらとか観てしまえ!(ウテナ関連)とかも思うんですけど、色々忙しいのに予定すっぽかしまくりで、いい加減シュンとしてきました。 食われすぎてる自分…
しかも実はウテナの世界観は耽美すぎて、気持ち的に付いていってない瞬間が多々あります。
寺山修司カラーは共感できるけど 少女趣味すぎて おぞぞぞってしてる時が…。
もう意地で観てるんですけど、あと20話もあるかと思うと眩暈…。
これはたぶん今読んでるユングについての考察が、読むのが早すぎたせいか、つっまんなくってあんまりのめり込めてないのもあるかと思います。 あああ、しまった。 まあ、為にはなったんですけど。
で、急に来週はNYいきます。 唐突にアクティブ。
ちょっとは現地調査とかしろよって思います。自分に。
じゃないと、ふつうに治安悪くてしんでしまう
お久しぶりです。 個人的にはほんとそんな気分です。
だって、ほんと死ぬかと思ったから。
発熱・嘔吐 全身のだるさ …
もうこれ以上は筆舌にはし難いので(初めて病気の恐ろしさが身にしみて分かった)
書きません。 治りました。辛かったです。
それより今日とりあげたかったのは世界の名建築スペシャルか何かでやっていた、
「シュヴァルの理想宮」です。
それまでBGMがわりに録画した映像を流していたのですが、わあお、と思ってまじまじと見入ってしまいました。
クレイジーです。
私が凄い、と思うと大概「なお、この作品はアンドレ・ブルトンが絶賛しており…」という注釈がつくので、いい加減この神出鬼没のシュルレアオッサンにうんざりしてきました(失礼か…)
この建築のすごいところは、大体90年くらい前に突然郵便屋の40歳のフランスに住むおじさんが一人で作り上げてしまったことです。
一見すると、どこかの先住民族の祈りの場のような神聖さをもっています。
ですが、よくみると道端に落ちているような貝殻が沢山はりつけてあったり、中国の建築や中東の建造物ににた突起(?)があらゆるところにのっかっており、どこか遊び心に富んでいます。
一郵便局であるフェルディナン・シュヴァルはこれを32年あまりかけてつくり、エジプトのファラオのように霊廟として自分を宮殿のしたに埋葬して欲しかったそうです。
ですが、完成品が美術品としての価値があったからかどうかは知りませんが、周辺の住人の反対に合い、結局死後別の場所に埋葬されました。
彼は昼は郵便局員として一日中歩きまわり、仕事が終わってから少しずつ宮殿をつくりあげました。
近隣には変人としてさんざん白い目で見られたそうです。
そのシュヴァルおじさん↓
これを一般人が作ったってんだから凄いじゃないか!
と、思いきや、やはりパラノイア症候群との診断が後年されています。
アウトサイダーというわけですね。まあ全然私生活に支障はない訳ですが。
ちなみにパラノイアってなんのこと?と思って調べたら、
偏執狂=”執拗にこだわる” ということだそうです。
そういえばダリも「我輩、偏執狂だから~」とかいってましたね。
とにかく アツイね! 元気になります。 こういう人が居ると。
「通路」
http://www.kawamata.mot-art-museum.jp/
感想としては、 川俣さんは ちょっぴり天然である…。
というか 温厚な人柄だなぁ、という感じです。
個人的にはもっと乾いた感じだと思っていたので、直接会ってみるとやっぱり違うな、と思いました。
プランも非常に興味深いもので、当初単発で参加する予定のボランティアでしたが、長期的にお世話になろうかと考えています。
アートボランティアは初めての参加でしたが、今後に向けて非常に有意義な経験になりそうです。
参加者もとても熱心で人柄の良い方が多く、こういう人達と沢山出会えたら、なんか面白くなりそうだなぁと思いました。
驚いたのが 加藤淳さんというTVにも出ている方が普通にボランティアで一緒に参加していた事。
私は知らなかったのですが、一部にはとても有名な方らしいです。
リサーチ致しました(野次馬ですいません、加藤さん)
http://www.tbs.co.jp/karakuritv/web/katou/katou.html
明らかにオーラが違かったので「何者か?」とおもっていたのですが、
話してみたら、もうジェントルマン×100くらいのコムデギャルソンな方だったので、失態をやらかしたらどうしよう、と死ぬほど緊張しましたが、相当愉快な方のようです。調査によると。
天然インテリオーラがズバズバ出てたのでこっちのアホが露呈したらどうしようか、と心配しました。
出かけてみるものだな… 起こるものだな… 事件が。
ほんとに、でもかっこよかったです。ちょっと憧れました。
でもって一緒にババ抜きしました。
私が、トランプ持ってたから(それも驚かれたけど)
川俣さんのファンで、過去に展覧会をディレクションしたこともあるみたいです。
明日も参加してきます。そして明日もお会いします(ブフフ…)
というか川俣さんの企画、ほんとにボランティアこそ一番作品を味わえる企画だと思うのでぜひ一度参加されることをおススメします。時間があれば。 もともとあまり興味がなかった私が言うのだから本当です。
で、記録係で安斎重男さんもきていました。
一度会ったことがあるんですけど (課外授業で)
かんっぜん に忘れられてましたけどね…
くそー 。 …仕方ないけど。
今、現代美術館でやっている展覧会↓
http://www.sfyf.jp/も観ましたが、
そちらはあまり良くありませんでした。 ネトも…
沢尻エリカが可愛いのも分かるけど。
100パターンやるなら単なる写真集のほうがずっといい。
でも常設展がグレードアップしていたのは見ごたえがありました。
そちらの為に行く価値はアリです。
というか今日はデジカメ忘れたので明日もってきます。 良いの撮れたらアップします。
前回の企画がなんだかグダグダになりつつ、普通の挿絵式に戻った今回の日記。
(以下、ネタバレの危険性あり)
もう冬だ。
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『勘違いしているようですけれど、日常の対義語は非日常ではありませんよ
(…)異常です。』
by西尾維新「不気味で素朴な囲われた世界」
…などと、始めてみましたが、私はこの一節はキザだけど結構的確なんじゃないかと思いました。 だって 「非日常」とかって何を指してるか明確にイメージ出来ない時点で、
もの足りないよ。
今まで、いかにもラノベ!な、作風なので西尾維新は敬遠してたんですが、これから沢山読むよラノベ。
というわけで西尾といえば維新ですが、ラノベ業界では常識とも言える新進気鋭の人気作家さんです。(というか世間一般的にかなり有名だと思うのですが)
新作「不気味で素朴な囲われた世界」をいきなり読みました。
結論から言うと、
たぶん他の作品の方が面白いんだろうな~ 。 …っていう感じ。
力量は感じさせつつも、無理くり結論出しちゃって、時間無かったです感が否めなかった… 惜しい。
でも、おもしろかったです。
…と、いいつつも、ラノベの読み比べとかをした訳じゃないので、特に彼が注目に値する表現法を確立したとかしないとかっていう事の考察は、出来ません。
で、肝心の内容のほうですが、
ネタバレすると、ぼんぼん登場人物が死ぬわけです。
で、祭りだ祭りだ!っていうノリに主人公とか周りとか(読者とか)がなってきて、
異常を売りにする推理小説世界の非人間性が明らかにされていく…
というものなのですが、自分も実際こういう類の“祭り”を求めちゃうところがあって、目の前で起こる微細な出来事に鈍磨なので、ナルホドナァーと思いました。
暇じゃない筈なんだけど、なんか「ヒマ。」って言っちゃう感じはよく分かるので。
平和だ。
亀田祭りにしろ沢尻祭りにしろ、ニュースキャスターは嗜虐心をむき出しすぎ。
そういった類の人間の性について考えずにはいられません。
P.S.
その後、西尾作品をもう一つ読みました。
なんか初期のほうのやつを。「クビキリハイスクール」っていう。
この人20歳弱なんだ。 のちのち知りました。
正直、「言葉遊び」を売りにする作家なら舞城のほうが好きだ…
というわけで、西尾生活は早々に終わってしまった。